じゅうの教え
今年は戊辰戦争から150年目です
会津若松駅に降り立つと
駅の正面にはあいづっこ宣言があります
そして
この宣言には元になった教えがあります
それが
会津藩の「じゅうの教え」です
藩士の子どもたちはこの教えを守り育ちました
「じゅうの教え」
一、年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです
今成人式の晴れ着が届かず
悲しい人がいます
成人式に晴れ着がない
そんな悲しい人が出ないようにと
振袖の代金が未払いなのに
着物を届けた着物屋さんがいます
そしてもう一度成人式をしようと考えている
市があるとききます
そんな優しさを聞くと心が少し温かくなります
そして
悲しいことが二度と起きないでと
切に願います
やはり
ならぬことはならぬものです
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